統一パ使いの思考(準備編)
こんにちは!さつきと申します!
今回はポケモンsvなランクマにて上位にいる統一パ使いが何を考え、どのように結果を出しているのか言語化しようと思いブログを書きました。
良かったら読んでみてください!
筆者の成績:s4 293位 s8 73位 s12 52位
目次
①準備編
②対戦編
準備編
まず対戦をするにあたり重要なものは構築である。構築が強ければ勝てるし、弱ければ勝ち続けるのは厳しい。
そして強い構築とは自分が何をしたいか、どうやって勝つかが、明確に自分の中で分かる構築だと思う
例えば
・起点作成して積みエースで全抜き
・高火力の押し付け
・攻め受けサイクルで削りを入れる
・受けてTODへ持ち込む
etc
など様々な勝ちパターンがあると思う。
まずはここのいずれかから勝ちパターンを決め、それを軸に構築を組むところから始める。
統一パに関して弱点が被りやすい関係上「受ける」という行為やサイクルという行為が若干きつい節があるので、基本的に使う構築は対面になると思う。
そうなると
・高火力高速アタッカーで対面的に処理する
・起点作成して積んで全抜き
・トリルなどのギミックを使い全抜き
のどれかを主軸として構築を組むのが良いと思う。
ここから先は自分がS12パーティを組んだ時に実際に考えたことを文章に起こしながら説明したいと思う。
①軸を決める
ゴーストタイプは優秀なタイプで上で説明した対面的な動きが全部できる
例えば
①高速高火力アタッカー→ハバタクカミ
②起点作成して全抜き→ヤミラミで壁を貼ってコノヨザルで全抜き
③ギミックを使って全抜き→ミミッキュでトリルを張ってイダイトウで全抜き
などなど
なのでここからはランクマ環境と相談しながら軸を決めていく。
まず①の動き
環境にはパオジアンやテツノツツミなどハバタクカミの上から殴ってくるポケモンがいる
さらにハバタクカミの耐久では全抜きする前にどこかで倒されてしまうし、弱点が被るので高火力の弱点技、通りのいい技を打たれ続けるだけで試合終了→軸として弱い
次に②
ディンルーのふきとばしやカイリューなどのドラゴンテールで積みを拒否され、毒びしが流行り、そもそも勝ち手段としての速度が遅いことから主軸としては不完全
最後に③
周りの素早さの平均が上昇、イダイトウのエース適正などを考えるとトリックルームが強そう
軸としては悪くない
これらの考えから③の動きを軸にパーティを組むことにした。
ポケモンの選定
トリルを軸にしたところで明確な勝ちパターン
を出してみる
ミミッキュでトリルを張る→アタッカーイダイトウで上から全抜きが1番の勝ち方である。
これを決めるにはイダイトウの最大打点おはかまいりを威力150で撃つことである
おはかまいりを最大打点で撃つにはポケモンが2体倒されてる状況を作る
また上から全抜きするためにはトリルが残った状態の方がいい
これらのことからミミッキュ+イダイトウは2.3体目に出すのが適切である。
・起点作成ができるポケモン
・トリルターンを節約したいのでアタッカーにもなれるポケモン
・先発に出てきやすいハバタクカミやパオジアンなどにある程度何かできるポケモン
こんなところだと思う。
これらの条件を満たすポケモンとして襷コノヨザルを選んだ。
理由は
・ステロやローキックなどのs操作によりテンポを取ることが出来る
・命懸けにより最悪1-1で相打ちに持っていける
こうすることで数的不利を取らずにトリルターンの節約も可能
・襷を持たせることで高火力の技を受けても何かしら出来る
そして努力値振りだが、コノヨザルを使って1番最悪なパターンは何も出来ずに落ちてしまうこと
そしてこれが起こりうる状況は以下のパターンは
・麻痺バグで2連続動けない
・意地水テラ水ウーラオスの水流連打
以下の2つが挙げられる。2連続麻痺バグは確率的に低いので割り切る
ただ2つ目は鉢巻水ウーラオスがそこそこ環境にいるため、決して珍しくない。なのでここは出来るだけケアしたい。
これらを踏まえて努力値振りしたコノヨザルがこちら
実数値:H217(252)‐A138(20)-B138(204)-x-D111(4)-S114(28)
努力値振り
H:特化
HB:意地特化鉢巻水テラス水流連打93.8%耐え
意地特化悪ウーラオス暗黒強打98.9%で2耐え
意地パオジアンのつららおとし2耐え
S:ローキック1回で最速102族抜き
A:ローキック+威力200ふんどのこぶしで無振
り水ウーラオスが結構な確率で落ちる
テラス:電気
性格:わんぱく
特性:まけんき(最終日はせいしんりょく)
持ち物:きあいのたすき
技:ふんどのこぶし ローキック
いのちがけ ステルスロック
水ウーラオスの水テラ鉢巻水流連打を相当高い確率で耐えることが出来るようになった。
テラスタイプは電磁波意識で電テラにしてある。
そしてこれで
先発コノヨザル→トリルミミッキュ→エースイダイトウという基本選出が出来た。
次に考えるのは補完枠
補完枠として欲しいのは以下の要素
①受けループ対策
③状態異常に強く出れるポケモン
④いかなる状況でも勝ちの目を見出せるポケモン
自分のパーティは上の要素から①、②、③の要素があるポケモンを採用。
①受けループ対策
受けループに対して1番効果的なのは高火力をぶつけつつ回復を封じることである。
そのため条件として
・高火力ポケモン
・挑発など変化技を封じる術がある
これらの条件を探した結果、Cブーストハバタクカミが適していると感じた。
理由としては
・C194電気テラスCブースト10万でHBドヒドイデを確定1発(毒びし展開をされない)
・サイコショックを覚える
→挑発と絡めることでハピナスラッキーにも強く出れる
サーフゴーとは挑発やブーストエナジーが使えることで差別化出来る。
こうして受けループ対策は完了。
②特定のポケモンへの対策
ここでは炎オーガポンを対策するためのポケモンを用意する。
対策枠になる条件
・技の撃ち合いで負けない
・炎オーガポンの一致技を半減以下で受けられる
・汎用性があるポケモン
これらの条件を探したところ
鉢巻龍テラドラパルトが適任だと思った。
このポケモンはドラゴンタイプで草、炎を半減で受けられる。さらにドラゴンの一貫が出来れば、持ち前の素早さと火力で最後の詰め筋になると考えた。
③状態異常に強いポケモン
環境を見ると、毒びし展開や電磁波撒きなど状態異常を絡めた戦い方が流行っていると感じたので欲しいなと思った枠
この枠は変化技を特性おうごんのからだで無効化出来るサーフゴーにした。
あと状態異常ではないが、キョジオーンのしおづけの追加効果を封じることが出来る隠密マントを持たせることにした。
こうして採用するポケモンが決まりパーティを組むことが出来た。
次はバトル編の記事を書きたいと思います。